希望の「ひかり」を持つためにやったこと
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すぐには人生の「のぞみ」が立たない生活。
希望の「ひかり」が見えない生活。
いや、なにを新幹線でたとえてるねん!笑。。。
という、ネタにするしかないくらい落ち込んでた毎日。
さて!
2017年3月、実家に戻ってきてから、
あの手この手を使って、なんとか活路を開こうとしました。
・精神科に行って、認知行動療法で、過ごし方のアドバイスをもらいました。
・日記をつけて、毎日振り返りをしました。次の日何したらいいかベッドで考えました。
・家計簿を作って、無駄な支出を削りました。
・いらないものを捨てました。部屋がスッキリして、幸せホルモンが出ました。
一番よかったのは、人づてで、福山市で、腕のいい整体院を見つけ、通いました。
身体が痛い、苦しい根本原因を見つけてくれて、少しずつだけど、回復へ導いてくれました。
探し出せてくれて、本当によかったです。見つけされなかったら、今でもベッドの中だったと思います。
一方で、休職する前から精神安定剤を飲んでましたが、飲むのをやめました。
薬を飲んでも治らなかったし、むしろ、副作業にむちゃくちゃ苦しんだし、飲まないほうが、リアルタイムでコンディションが分かるからです。
ありのままでかつ、自然治癒力で治すやり方にしました。
「画像:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)」
実家に帰って半年の2017年9月
落ち込みやすかったメンタルが少しだけ回復してきました。
また、自転車で近所のスーパーに行けるまでは回復しました。
毎月すこーしずつ身体が回復してきたというものの、自由に動けるにはほど遠い。
それでも、全く動けないときよりはマシでした。
だんだん、どうしたら立ち直れるか考えるようになりました。
今までの人生が廃線になった今!
どう生きたらいい?
この先、何をしたらいい?
今、家の中でできることは?
今、したほうがいいことは?
どこの方角に人生のレールを引いて、出発すればいい?
ベッドの中で、問い続けました。
正直、考えても答えは出ませんでした。
そこで、ある日決めました!
ノートで、僕のこれまでの人生を振り返ろう!っと。
「画像:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)」
やり方はシンプルで、生まれてから30年間の人生、記憶を振り返り、ノートに書きまくる。
過去の記憶をぜ~~~~んぶ出す!
・僕はどんな人なのか?
・僕にとって、力を発揮しやすいものは?
・僕にとって、力が発揮しにくいものは?
・僕にとって、努力次第で変えることができることは?
・僕にとって、どうしても変えられないことは?
この作業をすれば、僕がどうやって生きていけばいいか?ヒントが分かるんじゃないか?
僕らしい生きるレールを敷けるかもしれない。
正直、時間がかかると思いました。
また当時は、パソコンや本を10分見るだけで頭がズキズキしてて、ノートに書く作業も毎日コツコツやるしかありませんでした。
でも、このままでは、僕の人生は進まない。
面倒だとか言ってられませんでした。
ここに希望の「ひかり」を持とう!
こうして、2017年10月から、僕の人生の振り返り作業が始まりました。
自分という車両の総点検
↑小学校の頃の記憶(一部抜粋)
とにかくノートに書きまくりました!
保育所時代、小学校時代、中学校時代、高校時代、大学時代、社会人時代、
これから未来どうしていきたいか?
覚えてる限り、嬉しかったことも楽しかったことも辛かったことも悩んだことも感情も、ぜ~~~~んぶノートに出し切りました。
記憶のデトックスをして、僕という車両の総点検!
コツコツやってきて、8ヶ月後の2018年6月、終わりました!
80ページのノートが6冊分。
終わった時、達成感で宝物になりました!
やってみるもので、色々と分かったことがありました。
4つのカテゴリーに分けてお伝えします。
①素直でストレート
「好きな鉄道を見るとワクワクする」とか
「好きな人にはメールやライン送りすぎて嫌われた」とか
「おいしいものはおいしい!」とストレートに口に出すなど。。。
モノを伝える時もできるだけストレートに言うほう。
興味のあるもの、好きなものは、すぐに笑顔になったり言葉にハリがあったり、心からしゃべる!
逆に、共感できない場では、我慢してストレスが溜まりやすい。
そして我慢できなくなって周囲と衝突してしまい、そういう場で僕が輝いたことが過去一度もなかったことに気づきました。
「ハマるところとハマらないところの落差が激しい」
素直でストレートさが僕のいいところであり、課題でもありました。
②自ら作り出して楽しむのは好き。決められたとおりにするのは苦手
自分で作リ出したこと、自分で決めたことは活き活きとしてました。
小学校時代に作った「オリジナルマンガ」、中学校時代に達成した「福山市から東京まで青春18切符で行く」、大学時代・社会人で生み出した鉄道ネタの数々。。。など
好きなことは、時間かけても自分で取り組み、興味あることは自分で作り出していました。
また、踊りの振り付けを自分で考えて自分でやるのは楽しい。
しかし、同じ踊りでも、決められた振り付けをするのは苦手ででした。
例えば、高校の文化祭の出し物で、振り付けが覚えられなくてクラスメイトに怒られました。
③「1番前」「1番最初」が好き。
「1番中心」ではなく、「1番前」「1番最初」
かけっこの1番前とか、人気ラーメン店の行列の1番前に並べたときは嬉しい!
また、周りがやらなそうなことを「1番最初」にやりたがってました。
例えば「広島県のローカル番組に出た」とか、
「喫茶店で、鉄道を語る『鉄道カフェ会』を開いた」とか。。。
④納得して物事を進めないと気がすまない。
・「中学時代クラブを選ぶとき、なぜ陸上部に入ったのか?」
・「大学時代のサークルで、どうしたら場が盛り上がるか?」
・「誰のために仕事をするのか?」
・「どんな想いを届けたいのか?」
何かをするとき、「なぜ?」「どうしたら?」「どうなりたいか?」というクエスチョンマークがつく。
また、納得してお金を稼ぐことにこだわる人だと気づきました。
何かを進めるとき、「僕にとって」納得できたら1人でも進めようとする。
逆に、人に言われても納得できないことはなかなか進まない。
多数決に流されないし、相手を役職や年齢では判断しない。
その姿勢が、場によって良いことだったり、空気を読まないと思われることもありました。
などなど。。。
挙げだしたらキリがないのでココまで。
僕の1番の敗因
「画像:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)」
こんなふうに、自分という車両を総点検しました。
気の済むまでやりました!
自分自身を発見できるいい機会でした。
同時に、もっと早く気付けばよかったと悔やみました。
僕がどんな人か、僕自身で分かっていれば、これまで起こったことに、冷静に対応できたかもしれない。
自分らしい生き方や人生の選択ができ、倒れることもなかったかもしれない。
つまり僕の1番の敗因は
『自分がどんな人か?を、自分で分かっていなかったこと』
だからこそ、僕らしく生きていく大事さが分かった振り返りでした。
感謝の気持ちを社会へ
そして、記憶を辿り振り返ると、分かったことがありました。
それは、自分が倒れた時、身体が動かない、いつ自由になれるか分からないのに、 「あきらめずに生きよう」と思ってることです。
夜が怖いと思うほどメンタルがボロボロだったのに、「生きたい」気持ちがあったこと。
人生諦めてもおかしくなかった。
それなのに、なぜ、僕は立ち上がろうとしているのか?
答えは、生き続けたらいいことがあるって教えてくれた人たちと巡り会えたから。
楽しいことを教えてくれた方々、困った時、助けてもらった方々。。。
その積み重ねがあったから、がんばって立ち上がろうと思えました。
記憶を思い出すたびに、その方々への「感謝」という言葉が湧き出ました。
そして、僕が思った「感謝」の気持ちを、今度は僕が社会に返したいと想いました。
・誰かに貢献したい
・誰かを応援しながら生きていきたい
と、思うようになりました。
この頃が、2018年8月
1-F席 エピソード③~エクスプレスエンパワー立ち上げへ~